Googleも重視している「無知の知」ってつまり何?鍛えるには?

悩む女

こんにちはうみです。

今日は溜まっていた読みたい論文を読むことができてほっこりしています。笑

今日はかの有名なソクラテスの「無知の知」について解説していきます。

哲学と聞くと「なんか生きる意味とか、ちょっと…」と構えてしまう方もいるかと思いますが、「無知の知」はGoogleも重視している大事なパーソナリティなんです。

  • プライドが高いと自覚している
  • 成長が好き
  • Googleに入りたい

なんて方にはこの記事が少し助けになるかもしれません!笑

ソクラテスの哲学

「哲学…遠慮したい…」って方へ向けての記事なので、ソクラテスの説明は最低限に収めさせていただきます。

ただ「無知の知」がどういったものかを説明する為には、彼のエピソードは欠かせないでしょう。

哲学者ソクラテスとは?

ソクラテスは紀元前400年頃のギリシャの哲学者。弟子にはプラトン主な概念にアレテーやソクラテス式問答法などがあります。

皆さんも名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。

これはコーチングやディスカッション、組織マネージメントにも関連する事柄なので、興味のある方は調べてみてください。

デルフォイの神託

古代ギリシャで最も神聖な場所とされていた「デルフォイの神託所」という場所がありました。

巫女が「神の言葉」として神託を授けるところですね。

ソクラテスの弟子が「最も賢いのは誰?」という質問をします。

すると「ソクラテスが最も賢い」という神託が下ったんですね。

ソクラテス
ソクラテス

それはない。色んな賢者にあって自分より賢い人がいることを証明しよう。

と旅に出ます。論破されたがり。なんてひねくれた謙虚。

この旅はソクラテスが無知の知を考えるきっかけとなります。

知らないことを知らない人ばかり

この旅で沢山の賢者たちと対話したわけですが、色んな賢者たちと話すに当たってソクラテスはこういった事に気づいていきます。

ソクラテス
ソクラテス

確かに色んな事を知ってる人いるけど、それに驕って知らないことを知らないって気付いてない人ばかりじゃ…

ソクラテス
ソクラテス

わし知らない事あったらあったら知らないって言うし、だからこれから知ろうって思えるけどなぁ…

ソクラテス
ソクラテス

あ。神様が言ってたのこのことか!!

はい!これが「無知の知」!!

彼はこの後「無知の知」を賢者たちに説く旅に出るのですが、それが賢者たちの怒りを買い自殺に追い込まれることとなります。

これがソクラテスの「無知の知」に関するエピソードです。

googleの採用面接

かの有名なgoogleの採用面接で重視することは一般的な認知能力などとは別に、特に重視する者として「リーダーシップ」と「知的謙遜」を挙げています。

Googleのリーダーシップ

リーダーシップというと説得力や自信でチームを引っ張るリーダーの姿がイメージされます。

しかしGoogleが重視するリーダーシップとはそういった一般的なリーダーシップではありません。

Googleの言うリーダーシップとは

チームが問題に直面している時に、適切なタイミングで貴方がリードできること。それと同じようにリードすることを誰かに任せることができること。
効果的なリーダーになるために必要なのは、チームの最適のために権力を放棄できること。

https://www.nytimes.com/2014/02/23/opinion/sunday/friedman-how-to-get-a-job-at-google.html?_r=1

だと述べています。

「チームのために自分とメンバーの能力を見極めて、最適な立ち回りをすること。」って感じですかね。

簡単そうに見えますが、ほとんどの人間が自分の能力を実際よりも高く見積もるという研究もあります。

更に自尊心や昇進などを考えてしまうとそのように動ける人ってなかなかいないですよね。

全員がそれをできる組織があったら最強です。Googleはそれを目指しているわけですね。

知的謙遜

Googleが重視するもう一つの能力がこの「知的謙遜」。

言葉の響きでなんとなく予想は付きそうですね。

「相手のアイデアや考えを受け入れる余地」こそ謙虚さだとしています。

今自分が知っていることが全てではないと知っているからチームとして誰かの意見を受け入れることが出来るということですね。

皆さん気づきました?

つまりGoogleが重視するのは「無知の知」を持つ人材

Google式リーダーシップも知的謙遜も「無知の知」がなければそもそも成り立たないんですよね。

「自分が知らないことを知っている」からメンバーの能力と比べて、最適な立ち回りができる。

「自分が知らないことを知っている」から、謙遜できる。それが他人の意見を受け入れることに繋がり、成長出来る。

2000年以上も前の哲学は現代の、しかも最先端でも通用する理論なのは驚きですよね。

「無知の知」を鍛えるには?

じゃあその「無知の知」を鍛えるにはどうすればいいのでしょうか?

人の話を最後まで聞く

コミュニケーションでの「それ知ってる!」が学びを止めてしまうんですよね。

相手も気持ちよくありません。最後まで話を聞くことが第一歩です。

「コミュニケーションは傾聴が大事!」なんてよく言われますが、これほど「言うは易く行うは難し」を表したものってないと思います。

「傾聴」ってボディランゲージや質問の技術も合わさっているのでめちゃくちゃ難しいです。

なのでまずは「人の話を最後まで聞く」。これだけ徹底してみてください。

人は「相手の話が間違ってる!」「私の考えはそうじゃない!」って感じるとつい相手の話を遮ってしまうものなのでこれだけでも難しいかもしれません。

ですが相手の話を尊重する癖がつくので「話を聞いてくれる人」と思われて短期的にも人間関係が良くなるのでおすすめです。

情報源を複数化する

知的謙遜を養うためには情報源を複数化することを意識するのも重要です。

噂話にすぐ乗っかる人っていますよね。しかもすぐに誰かに話したり。笑

その場限りのエンターテインメントとしてはいいと思いますが、心から信じてしまっている人は情報に流されがちかもしれません。

特に人間関係は目線が違えば全く違うストーリーが見えてきます。

「彼はこう思ってこう動いたのを、彼女はこう捉えたんだろうな」なんて客観的に見ることができてきたら、「無知の知」が養われてきている証拠です。

幸いインターネットやSNSの普及で情報源は沢山ありますからテレビの情報を精査するのも練習になるかと思いますよ。

肯定も否定もしない状態を許す

なにかの物事に関して「善悪を決めなくてもいい」という考えですね。

ただありのままを見る。そこに判断を付け加える必要はないよって感じです。

「マインドフルネス」なんて言ったりしますね。すごく大事です。

「相手が正しいか、自分が正しいか」の二元論になってしまうと、感情で相手のことを否定してしまったりします。

判断をくださないことで、「彼が正しい部分もあるかもしれない」と思えるんですね。

多角的な視点と知的謙遜を養うのに直結します。

間違いを認める

知的謙遜はやはり「間違いを認められること」ではないでしょうか。

自尊心やプライドではなく、間違いを認めて前にすすむことを選べるのは勇気ですよね。

ダライ・ラマ14世のインタビューで

「もし科学が仏教を否定したらどうしますか?」

という質問に

「考えを改めますよ」

なんてサラッと言っていたのはめちゃくちゃかっこよかったです。

科学の方でも、

「間違いを認めることでその人が無能だと判断されることはない」

というのが実験結果としてあるので、安心して間違いを認めても大丈夫かと思います。

長期的にはその方が能力を高めて尊敬されるようになりますしねー笑

まとめ

ソクラテスの「無知の知」はGoogleでも重視される大事な要素。

「無知の知」を養うには

  • 相手の話を最後まで聞く
  • 情報源を複数化する
  • 肯定も否定もしない状態を許す
  • 間違いを認める

ことが大事!

マインドフルネスを鍛えるには瞑想だったりも有効ですので、そちらの記事もまた書きますね。

皆さんも「無知の知」意識してみてください!

以上うみでした。

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